活動報告

災害復旧は公費で!

今日(8日)天気も回復したので塩屋2丁目の土砂崩れで崩落した階段部分の安全措置のことで垂水区役所に2時半に電話しました。
すぐに消防に問い合わせてくれましたが「危険な状態なのでロープも張れない。建設事務所に言ってコーンを置いてもらえば」という対応。
区役所の職員が建設事務所に電話すると「私道なので勝手にコーンを置けない」という対応仕方なく自治会の人に状況を聞こうと2丁目に向かいました。

先に土砂が流れ込んだSさん宅に行って状況を聞きました。
不動産屋さんが来て、荷物の移動とこれから所有者と相談して土砂を取り除く職人を探すとのこと。何か手伝おうかと言いましたがとりあえずは自分たちでやると言われました。
2丁目自治会長に区役所とのやり取りを伝えたところ、役員で相談して危険対策を建設事務所に求めるとのこと。

現場に行くと、近くに住む副会長さんがすでに自分でロープを張っておられました。副会長さんも4時に建設事務所に電話され、すぐに職員が来られたそうで工事中をしめすブルーシートを張っていました。
会長さんと副会長さんで自治会所有のコーンも設置。とりあえずの応急対応が完成。(写真参照)

その直後に消防の職員も3人危ない階段を上ってきて、自治会の人たちと崩落の原因や被害状況を確認していました。崩落の原因は雨水配管は壊れていなかったが、異常な量の雨が道路上を流れ、階段に注ぎ込んだため地盤が緩んだためではという推測がみなさんの中では支配的でした。
消防の人に階段下の立ち入り禁止ロープもお願いしました。

そのあと、自治会長さん・副会長さんと立ち話をしましたが、補修費用が莫大になるが(〇千万?)どうしようかという話。
神戸市の私道補助制度を使えば、排水管も通っている場所なので6分の5は出るだろうが、6分の1の負担も厳しい。
建設事務所の職員とこれから相談していくとのことでした。

「まあここの自治会は昔は水道施設を自分たちでお金を出し合ってつくってきた。だから名前が水交会と言います」と言われました。
難題に立ち向かう気迫を感じましたが、自助努力ではどうにもならない金額です。
今回の未曽有の豪雨による被害ですから、災害対策として全額公費負担で賄うべきだと思います。